[Widget]StatelessWidgetでタブ切り替えをする

動作環境: Flutter 2.8.1 Dart 2.15.1
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アプリを作っているとタブで画面を切り替える構成にしたい、というのはよくあります。
FlutterはTabBarやTabBarViewを使うことで簡単に実装できます。

このページではStatelessWidgetで実装するパターンを紹介します。
まずはサンプルコードをまるっと掲載します。

lib/main.dart
import 'package:flutter/material.dart';
void main() {
runApp(const MyApp());
}
class MyApp extends StatelessWidget {
const MyApp({Key? key}) : super(key: key);
@override
Widget build(BuildContext context) {
return MaterialApp(
debugShowCheckedModeBanner: false,
title: 'タブバーを試す',
theme: ThemeData(
primarySwatch: Colors.blue,
),
home: const TabBarScreen(),
);
}
}
class TabBarScreen extends StatelessWidget {
const TabBarScreen({Key? key}) : super(key: key);
@override
Widget build(BuildContext context) {
return DefaultTabController(
initialIndex: 1,
length: 3,
child: Scaffold(
appBar: AppBar(
title: const Text('タブバーのサンプル'),
bottom: const TabBar(
tabs: [
Tab(
icon: Icon(Icons.home),
text: 'ホーム',
),
Tab(
icon: Icon(Icons.access_time_sharp),
text: '通知',
),
Tab(
icon: Icon(Icons.build),
text: '設定',
),
],
),
),
body: const TabBarView(
children: [
Center(
child: Text('ホーム画面'),
),
Center(
child: Text('通知画面'),
),
Center(
child: Text('設定画面'),
),
],
),
),
);
}
}

ひとつひとつポイントを見ていきましょう。

まず、最初に28行目のようにDefaultTabControllerで囲んであげます。
initialIndex:で初期表示するタブの番号を指定します。
タブの番号は1から始まります。
length:にはタブの合計数を指定します。

lib/main.dart
@override
Widget build(BuildContext context) {
return DefaultTabController(
initialIndex: 1,
length: 3,

次はタブメニューの部分です。
以下のコードを見てください。

lib/main.dart
child: Scaffold(
appBar: AppBar(
title: const Text('タブバーのサンプル'),
bottom: const TabBar(
tabs: [
Tab(
icon: Icon(Icons.home),
text: 'ホーム',
),
Tab(
icon: Icon(Icons.access_time_sharp),
text: '通知',
),
Tab(
icon: Icon(Icons.build),
text: '設定',
),
],
),
),

32行目からはじまるAppBarbottom:にTabBar Widget を設定しています。
その中のtabs:にTab Widgetを必要な数だけ追加しています。

Tabにはicon:text:でラベルを指定します。どちらか一方でも大丈夫です。

そして、タブで切り替えて表示する中身の部分は
TabBarViewを使います。
以下のコードを見てください。

lib/main.dart
body: const TabBarView(
children: [
Center(
child: Text('ホーム画面'),
),
Center(
child: Text('通知画面'),
),
Center(
child: Text('設定画面'),
),
],
),

51行目でbody:TabBarViewを設定しています。
その中のchildren:にタブで切り替えたときに画面を配置していくことになります。

サンプルはシンプルにCenterTextしかありませんが、
ここはアプリごとにぐんぐん変わってくるところですね。

タブを押したときのイベントをコードで受け取りたいような場合は
このようにStatelessWidgetで組み上げてしまう方が簡単です。
タブバーのサンプル